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PrintMusicとは
FInaleのライトバージョンです。初心者の方や少しだけ作曲してみて楽譜を作ってみたいという方に向いています。
「メモ感覚でフレーズを楽譜に残したり、音で確認しながら編曲のアイディアを発展させたり」(発売元サイトより)といったFInaleの特徴と軽さを併せ持ちます。


紹介
MIDIキーボードをコンピュータに接続すれば、演奏をそのまま楽譜にすることができます。

スキャナで読み込んだ楽譜画像をPrintMusicの楽譜ファイルへ変換することができます。

Human Playback機能を使用すれば、楽譜上に表記されている強弱記号や速度標語、スタッカートやフェルマータなどの奏法表記などを自動的に感知して、より人間らしい演奏を楽しむことができます。

2008版から楽譜の中にTIFF形式の画像を読み込むことができるようになりました。

価格は14,700円(希望小売価格)です。アカデミック版もあります(但し、5ライセンスから)。ほぼ毎年更新されます。


Allegroとの違い
@作成できるパート数はPrintMusicで24パートまで作成できるが、Allegroはほぼ無制限
Aテンポを自分で刻みながらリアルタイム入力ができない。
B表示専用の拍子記号を作成、混合拍子記号の作成ができない。例えば実際は3+4/8拍子だが表示専用で7/8などといった設定できない。
C歌詞を一度に作成した後、クリックで音符に割り付けができない。
など


個人的視点
クラシック音楽の作曲にはとても向いているのではないかと思います。ポップスはドラムの楽譜がやや作りづらいかもしれません。

ピアノ譜の作成やアンサンブルの作成などではAllegroとほとんど変わらず作成できると思います。

混合拍子の設定ができないので、複雑な曲(変拍子の曲など)の楽譜を作成するのは難しいと思われます。

毎年バージョンアップ版が発売されますが、大きな機能変更は今までのところあまりありませんでした。逆を言えば一度買ってしまえば、そこまでバージョンを気にする必要はないということです。ただし、新しいバージョンのファイルは開けない、ということになります。

基本的にAllegroで使うことのできない機能は使うことができません。FinaleやAllegroの紹介ページも参考にしてみてください。